2018年01月24日

「シェアハウスの仕事って楽しいんでしょ?」って多くの人に聞かれる。

「シェアハウスってイベントとかパーティーをよくやってるから、シェアハウスの仕事って楽しそう。」

「シェアハウスの会社に入って、住人さん達と一緒にハウスを盛り上げたい!」

「年齢が近い入居者さんと一緒に住む事が出来、毎晩楽しそう!」

面接に来る方が、よくこう言うそうです。

シェアハウス運営会社勤務5年の僕が、事実をお伝えします('ω')ノ

会社によって、業務の範囲が異なるので、知ってる範囲で他社と比較しながら、話していきます。

■そんなに甘くない、シェアハウスのお仕事!
上記でお伝えした通り、「パーティーやイベントをする」目的で、面接に来る人が多いです。
シェアハウスの仕事は、多岐にわたります。

・物件案内
・契約業務
・問い合わせ対応(電話・メール)
・集客関連(ウェブ・法人営業)
・部屋造り、ハウス造り
・撮影、加工、サイトアップロード
・ハウス、部屋清掃、その他メンテナンス関連
・修繕(外部業者依頼等含む)
・クレーム、トラブル対応
・ハウスイベント準備、設営

●物件案内・契約業務
シェアハウスは、水回りなどの複数の共有部と、個室で成り立っています。
不動産賃貸と同じように、お客様をハウス内・部屋を案内します。
お客様がご希望すれば、そのまま契約業務に。契約書の説明・ハウスルール等説明をし、最終的に鍵を渡すまでが一通りの流れになります。

●問い合わせ対応・集客関連
物件を案内する前の段階です。お客様が来ないと、案内が出来ないですからね。

集客関連は、
・ウェブサイトでの集客
・法人営業での集客


がメインとなります。

僕のいる会社の場合は、8割がウェブでの集客になります。
そのため、「ここに住みたい!」という画像の見せ方や、物件情報・周辺情報に関する文章が大事になってきます。SEO対策も含めて、文章や画像は、反応を見ながら変更します。

法人営業に関しては、「遠方から仕事をしにくる」「海外の学生がインターンシップで来る」という企業や、日本語学校・大学に対して、電話アプローチをします。シェアハウスという言葉は、だんだんと認知されてきていますが、シェアハウスの契約形態や業界については、まだまだ知られていません。

電話をすると、「あ、そうだったんですね〜。それなら、インターン生に合ってますね。」などと、よく仰っていただきます。それから、法人さんより、「空室ありますか?」という連絡があります。

●部屋・ハウス造り、撮影・アップロード等
シェアハウスは、若年層に需要があります。
また、先ほど話した通り、「シェアハウスはイベントが多い」ため、「楽しそう!」というイメージが先行しています。

「楽しそう」というイメージを持って、物件を探している方も多いので、そのようなシェアハウスに仕上げていく必要があります。

ハウス内の共有部は、
・ポップな絵を飾る・個性的な小物品を置いて、特徴的なハウスにしたり、
・落ち着いた大人の雰囲気があるレンガ調の模様の壁紙を入れてみる

などやり方は沢山あります。正解はないので、そういう意味では自分の裁量で出来る事が多いです。

逆に、「部屋内は、生活のほとんどを過ごす場所になるので、色を入れすぎると落ち着かないから、配色は2色くらいにまとめてみよう」のような考えになったりするので、ベッドカバーやカーテンは落ち着いた色を選ぶとか。

自分で納得のいくハウス・部屋が出来上がれば、撮影をして、サイトにアップロードします。
自社サイト・ポータルサイトなど、掲載場所によっては、サイズ加工する必要があります。
また、撮影時間によっては、逆光だったり暗かったりするので、明るさの調整も必要でしょう。

こういった具合で、「ここが気になる!見に行ってみよう!」という気持ちにさせなければいけません。

●ハウス・部屋清掃
入居者さんが気持ちよく生活出来るように、また内覧者が見て「この物件は掃除が行き届いている。衛生面がよさそうだ」と感じてもらわなければ、住んでくれないですし、長く住みたいって思ってくれません。
入居者がいて、僕らの給料なので、最低限掃除はしなければいけません。

トイレ・浴室・キッチンはもちろん、廊下など全体的に掃除をします。
清掃業者も入っているので、負担はまだ軽いですが、業者さんも行き届いていないところをフォローしていきます。

部屋の中も、退去したらもちろん掃除をします。普段から掃除をしない人もいるので、退去した後に確認をすると、埃やシミがすごいです・・・エアコンフィルターとか冷蔵庫の中もすごいです( ゚Д゚)
よくここに住んでいたな・・・とよく思います。

退去後に掃除をして、しばらく時間を置くと、空中に舞っていた埃が床に蓄積されて、また汚れが目立ちます。掃除をしてから数週間経ったら、時間に余裕があれば再掃除をします。
「早く決まらないかな」という切実な気持ちでいっぱいです(._.)

●メンテナンス関連、修繕関連
シェアハウスは、元々社宅として利用していた物件が多く、築年数もそれなりです。

当然、建物に不具合が生じる事もあります。
・お湯が出ない
・エアコンの暖房が出ない
・電気が切れてる
・インターネットが繋がらない
など。

内容によっては、業者依頼になります。
自分達で改善出来るなら、改善をします。

マニュアル化しているわけではありませんが、今はスマホとiPhoneがあるので、その場で考えられる原因を調べて、改善を試みます。どんな現場でも、焦らず冷静に対応する事が大事ですね( 一一)

●クレーム・トラブル対応
「シェアハウスに住みたくない!」と皆さんが思う理由ですね。
・隣(上)の人がうるさい
・料理で使った皿などがそのまま放置されてて、次の人が使えない
・ルールが守れていない


「だから、注意喚起してください!」と、たまに連絡が来ます。

騒音問題って一番厄介なんですよね。
人によって、うるさい・うるさくないの基準が違うからです。
実際に注意をしても、「そんなことはない」と一転張りの可能性もあります。
なので、「注意」というよりかは、やんわりと伝えます。
僕自身、絡まれたくないというのもありますが(´・ω・`)

昔に比べて今は、トラブルは減ってきています。
長く住んでいる人は慣れているのもありますし、新規で入居する人には、しっかり事例をお伝えをし事前にトラブルを防ぐよう伝えているのもあります。

●ハウスイベント準備・設営
「シェアハウスでイベントをしたい!盛り上げたい!」

会社主催のイベントの場合、スタッフが食材や飲み物の調達を行います。
予算が決まっているので、その範囲内でスーパー等で買ってきます。
仲がいい住人さんがいれば、一緒に買い出しもしてもいい事になってます。

僕は料理をしない人なので、一番大変な部分です。(出来合いのものを用意してもOK)
「この食材で、〇〇を作れば、インスタ映えするな」とか「サイトでいいアピールになる」ようなものを、
選んでみたり、作ったりします。

準備が出来て、住人さんが集まってきたら、乾杯→フリータイムが基本的な流れです。
住人さんが主体なので、沢山食べて飲んでもらいます。運営スタッフも、食べて飲んでもいいですが、後回しです。

パーティーの主旨として、
・住人さんに楽しんでもらう
・自社の宣伝
になります。

自社の宣伝が一番のポイントなので、写真をガンガン撮ります( *´艸`)
集合写真やら、変顔写真などいろんな写真を。

■まとめ
僕の会社は、上記の業務を一人でやっていきます。きついときは、もちろん他のスタッフがフォローしてくれます。

他社との違いとしては、業務が細分化されているかいないかです。

ウェブ担当だったり、営業担当だったりと。

隣の畑は青く見える?じゃないですが、どんな仕事も楽ではないですし、慣れてくると楽しいという感情も徐々になくなってきます…

シェアハウスの仕事をやってみたい!という方は、たくさん情報収集してくださいね。( ..)φメモメモ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


posted by 2歳児のパパ at 15:34 | Comment(0) | シェアハウス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月22日

シェアハウス運営会社「かぼちゃの馬車」l物件オーナーに賃料払えない

こんばんは、シェアハウス運営会社に属してる僕です。

ヤフーを見ていたら、珍しく「シェアハウス」の記事がトップに出ているではありませんか( ゚Д゚)

と思ったら、悪いニュース・・・

「かぼちゃの馬車」運営のスマートデイズ、物件オーナーへの支払いが困難に

■シェアハウスに関して、いい内容のニュースはまず見ない。

なぜか?

ネットで検索をしてみると、「キャリコネニュース」というサイトがあったので、そこから引用してみます。

シェアハウスに住んでみたい人:16%
住みたいと思わない:84%

引用元:https://news.careerconnection.jp/?p=40015&page=2

理由は、下記など。
・プライベート空間が少ない
・住人同士のトラブル
・他人と住むのは怖い
・ルール違反をする人がいる
・盗難等の被害

など。

運営している僕も、結婚するまでは自社管理シェアハウスに住んでいましたが、上記事例のいくつかはあてはまります。

そりゃ、いいニュースになりにくいですよね・・・

●プライベートの空間の少なさに関しては、人それぞれだと思います。約9割のシェアハウスは、部屋は個室で鍵もついているので、「他の人と関わりたくない。面倒だ」と思うなら、トイレ・お風呂以外の時は、ずっと部屋にいることが出来ます。

●住人同士のトラブルについて
生きてきた環境が違うので、価値観や感覚が人によって違うのは当たり前です。
管理会社によっては、住人の今後の生活にも影響をするため、管理会社が仲介に入るところもありますが、管理会社が嫌がって、本人同士で解決させるところもあるようです。

●他人と住むのは怖い・盗難等の被害
多くのシェアハウス運営会社は、年齢制限を設けています。
大体18〜30歳や、30代までだったりします。
年齢が絞られている分、入居者同士の年齢も近くなるため、価値観や感覚も似てくるので、トラブルも減る傾向にあります。しかし、住んでない人からすると、そういった心配があるのも無理はありません。

■そもそもシェアハウスとは
学生寮や社員寮をイメージしてくれればいいと思います。
イメージがつきにくい方は、ホテルや旅館のような建物でもいいです。
構造は、そのような形が多いです。

ほとんどのシェアハウスは、鍵付き個室になります。
昔と比べて、ベッド・机・椅子などの家具が置いてあったり、エアコン・冷蔵庫が備え付けだったりします。
その他、キッチン・トイレ・お風呂などは、他の入居者と共有します。

トイレやお風呂は、男女別々になっているところが多いので、女性入居者も多いですね。

(ちなみに、Google Analyticsを見ると、僕の会社のサイト閲覧者は、60%が女性となっているようです。

「かぼちゃの馬車」とは?
首都圏を中心に、新築の女性専用シェアハウスを展開している、2012年に設立したシェアハウス運営会社になります。

少し前まで、あの女優タレントさんを起用したCMがやっていました(´・ω・`)

当時僕は、「CMやるだけのお金があるのか・・・」と思ってました・・・

2013年の売り上げは、4億4500万円ほど。
2017年の売り上げは、約317億円。
経常利益は、4097万円との事。

かぼちゃの馬車の管理会社名が、スマートデイズという会社名に変更になりましたが、下記掲示板で社名が変わったのを知りました。(シェアハウスを探してますという方も、参考にしてみてください

シェアハウス 口コミ」https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/327095/

結局、スマートデイズは何をしたのか?
多くのシェアハウス運営会社は、サブリース契約が主となっています。
サブリース契約とは・・・物件にはオーナー(所有者)がいて、それを会社が借りて、それをまたお客様に貸す契約。(いわゆる転貸・又貸し)

(転貸なので、不動産業に当たらず、宅建の資格も必要ありません。)

運営会社も、オーナーさんから物件を借りているため、その対価をお支払いしています。

今回のスマートデイズに関しては、オーナーに対してお金が払えないと言っているんですね〜。言い換えると、「家賃が払えないので、少しまけてくれませんか?無料にしてくれませんか?」という事を話すため、オーナーに対する説明会をしたそうです。

契約内容によっては、入居率や収益率をオーナー側に知らせる必要もなく、「一定の家賃を払います」というだけの事もあるので、家賃収入があれば運営自体に何も文句は言う事はないでしょう。

しかし、運営会社がオーナーさんに家賃を払えないとなると、経営状況・物件状況など気になるところです。
蓋を開けてみると、入居率が50%と、なんともひどい入居率です

このスマートデイズは、上記の「シェアハウス 口コミ」を見てみると分かりますが、数多くの口コミが寄せられています。内容は、割愛します。


スマートデイズは、結構荒手のようで、年収700〜800万クラスのビジネスマンの方などに、「不動産投資ビジネス」の話を持ち掛けて、新築で建てさせていたようです。

「シェアハウスを建てる」からスタートしている会社は、他にあまり聞きません。
ほとんどの物件が、寮として使われていて、それが「遊休化しているので、活用出来ませんか?」となる事が多いです。

都内に新築で建てさせるという事は、物件所有者は何千万・何億という負債を負ってまで、シェアハウスの家賃収入のために投資をしたわけですよ( ゚Д゚)

中には、「シェアハウスってどんなのだろう」「シェアハウスで人が増えたら、一緒にパーティーとか交流会も開くのも楽しいだろうな」って、期待をしていたオーナーさんもいたでしょう。

なんとも悲しいシェアハウスのニュースです・・・

ただでさえ、シェアハウスに住みたくない人の割合が8割もいるというのに、同業として、悲しいとしかいいようがありません。

確かに、シェアハウスのデメリットが目立ちますが、メリットもたくさんあります。
結局は、物件の良し悪しや立地なども、お部屋探しの条件になりますが、そこに住んでいる住人さんが安心出来る人かどうか、に尽きると思います。

運営会社によっては、最低契約期間が異なりますし、一番短くて1カ月からの契約も出来るので、1カ月間様子見で住んでみて、問題なければ長く住むのがいいかと思います( ..)φメモメモ

会社によっては、延長するときも料金の有無がありますので、要チェックです。

シェアハウスに夢と希望を・・・!(>_<)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


posted by 2歳児のパパ at 21:39 | Comment(0) | シェアハウス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする